Insight I want to leave to my son

夕食を終えて後片付けそのままに
妻と想い出話しで盛り上がることがあります。
また
湯船に入ってぼぉっとしているときに
世の中の法則(?!)に気づくこともあります。
追想と思考
この二つのパズルを組み立てたとき
自分自身の輪郭が見えてくるのかも。
自身の備忘録としての記述であり
一人息子に残すためのブログです。

自身

追想のパズル

はじめてのお使い

父親は愛煙家だった。家の二階で遊んでいると「タバコを買うて来てくれ」と小銭を渡された。我が家からタバコ屋までほんの50メートルくらいだったが、一人でお使いにいったことがなかったのでグズったところ「行ってこんと、お灸をするで」と火のついたタ...
追想のパズル

上下する仏様

キリスト教系の幼稚園だったこともあり、園長先生の「説教」の時間があった。彼は30歳代半ばで、痩せ型、眼鏡をかけていて、あまり大きくない声でいろいろなお話しをしてくれた。しかし幼児が集中できる時間は言わずもがなで、騒ぐことはできないが、話そ...
追想のパズル

犯罪歴

幼稚園内でお買い物のシミュレーションがあった。本物の果物をたくさん並べて、直径2センチほどの丸く切った画用紙に色をつけて、色ごとに1円、10円、100円というふうにして、そのときだけ使える通貨にした。手持ちの通貨は限られているので、考えて...
追想のパズル

最古の記憶

古い家で、私が母親もしくは祖母に抱っこされている。その目線の先には兄が幼稚園の園帽を被り、カバンを斜めがけにして歩いていっている。それを抱っこしている母(もしくは祖母)が、私の手首を持って小さく揺らしながら「いってらっしゃ~い」を言ってい...